2023/04/23
【医師の授ける知恵袋】緊張による手の震えや声の震えの止め方 緊張は何でも震わせる
緊張するとなんでも震える、特に多いのが手の震えと声の震えです
私のブログは手の震えや書痙(緊張によるもの)を主に扱っていますが、手の震え以外に、どんな緊張症状が出たか振り返ってみました。
まず手の震えや止め方について書いたブログ記事を紹介します。
まず手の震えや止め方について書いたブログ記事を紹介します。
緊張による手の震えについての私の体験談はこちら
緊張するといろいろなところが震えます。
震えが緊張の原因である場合、体のどこかを震わせます。
そして、人が最も執着して、頭から離れない、震えたらまずいと思う箇所が特に震えさせてしまう。
私にも足の震えがあったし(これはごまかせるから手の震えほど苦しまなかった)、声の震えもあった。
声の震えは結構厄介で、発表、スピーチ、自己紹介、面接、プレゼンテーション、学会、患者さんとの対話など、声はつきもので、それが震えると著しく生活の質が落ちる。
緊張するといろいろなところが震えます。
震えが緊張の原因である場合、体のどこかを震わせます。
そして、人が最も執着して、頭から離れない、震えたらまずいと思う箇所が特に震えさせてしまう。
私にも足の震えがあったし(これはごまかせるから手の震えほど苦しまなかった)、声の震えもあった。
声の震えは結構厄介で、発表、スピーチ、自己紹介、面接、プレゼンテーション、学会、患者さんとの対話など、声はつきもので、それが震えると著しく生活の質が落ちる。
私ももともとは緊張がひどくなる症状から、いろいろな震えが出てしまったため、声の震えにも手の震えに隠れてかなり悩まされてきた。
ただし私は外科医であり、声よりも手の震えのほうが死活問題だったから、手の震えばかりを考えて生きてきた。
しかし、声の震えもあったし、もし私はたくさんの人前で話すことが多い職業だったら(学会で話すことはあるが)、そちらでも悩んでいたと思う。
しかし、声の震えもあったし、もし私はたくさんの人前で話すことが多い職業だったら(学会で話すことはあるが)、そちらでも悩んでいたと思う。
なぜ緊張すると声が震えるのか?
緊張は、すべての筋肉をこわばらせる。
戦闘態勢に過剰に突入するため、声が震えるということは、喉の筋肉がこわばっているということだ。
戦闘態勢に過剰に突入するため、声が震えるということは、喉の筋肉がこわばっているということだ。
しかし、筋肉だけを緩めれば声の震えが止まるかというと、もともとの緊張してしまう心因性の問題を解決する必要がある。
人間は緊張状態に入った時、ノルアドレナリンという神経伝達物質が過剰に分泌され、交感神経を活発化させます。
動悸や震えも血圧上昇の緊張現象も、それが原因です。
声を出すということは喉の筋肉を使っているわけで、声が震えるということは、これらの要素が組み合わさってなってしまっています。
さらに、声が震えると、それに対してだけ過剰に反応してしまう。
不安、恐怖、焦りがさらに筋肉をこわばらせ、人前で声が震えたというトラウマ経験が、さらに強い不安を引っ張ってしまう。
不安、恐怖、焦りがさらに筋肉をこわばらせ、人前で声が震えたというトラウマ経験が、さらに強い不安を引っ張ってしまう。
そうなるとコルチゾールというストレスを感じたときに分泌される神経伝達物質に支配され、そのストレスからも、喉の筋肉がこわばり、強い不安、恐怖、焦りを引き寄せるという悪循環が完成します。
緊張による手の震えの止め方としては、それらのメカニズムをまず知ること、悪循環に陥っている自分の現状を把握すること(これは手の震えも同じです)が必要です。
もし昔にクラスメートや聴衆から、自分の声の震えを指摘されたり、緊張している自分を笑われてしまったら、この辛いトラウマが潜在意識に刻み込まれて、予期不安がひどくなり続けます。
考えられることは、常に声の震えだけであり、声の震えの止め方ばかりを考え、それができない自分に苦しみます。
こんな悪循環に陥っている人は多いのではないでしょうか?
医師の授ける知恵袋:緊張による手の震えの止め方
まずは悪循環を断ち切ることです。
心身の悪循環をまず止めるすべは、呼吸法です。
必ず息が浅くなっているため、呼吸をゆっくりと深く整えましょう。
ゆっくりと息を吸って、ゆっくりと息を吐き、脱力感を感じてください。
それを何度も繰り返すことです。
ドキドキしながらでも大丈夫。
ドキドキや緊張を抑えるためにやろうとすると、もし落ち着かなかった場合、さらに焦ります。
それを何度も繰り返すことです。
ドキドキしながらでも大丈夫。
ドキドキや緊張を抑えるためにやろうとすると、もし落ち着かなかった場合、さらに焦ります。
もう一つは声が震えてもいいという暗示をかけることです。
声が震えたら大変なことになる、笑われたりギョッとされたらどうしようと思うと、緊張と恐怖で声が震える最高の心身の状態になります。
声が震える自分を受け入れましょう。
震えることをなくそうとしても、前に書いたように悪循環に陥っているので、まず無理です。
震えることをなくそうとしても、前に書いたように悪循環に陥っているので、まず無理です。
こう言ってはなんですが、諦めたほうが克服の近道です。
悩みは受け入れたものがちです。
受け入れられない人ほど、ずっともがき続けます。
プライドを捨てましょう。
プライドや完璧主義は心を蝕む、緊張だけをひどくするやばい要因です。
受け入れられない人ほど、ずっともがき続けます。
プライドを捨てましょう。
プライドや完璧主義は心を蝕む、緊張だけをひどくするやばい要因です。
また普段から、ヨガ、ストレッチ、瞑想をやることもいいでしょう。
心を緩め、脳を緩め、体を緩める、それはやり続けなくてはいけません。
どうしようと焦るだけでは心も筋肉も緊張していくだけです。
呼吸法を組み合わせてやるといいでしょう。
私は声の震えは今はまったくありません。
それは元の緊張がなくなったから、そして震える自分を受け入れられ開き直れたから、呼吸法を駆使して、脳の中に緩みを作れたからです。
それは元の緊張がなくなったから、そして震える自分を受け入れられ開き直れたから、呼吸法を駆使して、脳の中に緩みを作れたからです。
では、どうやって震えなくなっていったのでしょうか?
このブログに沢山書いてきたように、私は岩波先生という凄腕の存在(心と脳の奥底に働きかけられる誘導技術の持ち主)を知り、そのプログラムを受けることで、手の震え、過緊張、自律神経失調症などを克服できました。
声の震えの苦しみもありましたが、手の震えの前にいつの間にか改善されていました。
それは私自身が、手の震えよりも声の震えのほうが、執着していなかったから、早く改善されたのでしょう。
悩みの対象への執着の強さが、そのまま悩みの強さになるのです。
岩波先生の誘導施術は、誰でも超越したトランス状態に誘導でき潜在意識を書き換えできる、悩みの原因を解消していくことができます。
トランス状態にも体感の質のレベルというものがあり、施術を受けるとどんどん深まります。
呼吸法をやることでそれがもっと深くなっていきます。
そうなると、自動的に自律神経のバランスが整います。
副交感神経が絶対的優位になる緩みだけの世界を体験できるため、自律神経が整います。
この心地よさ、緩みきった感覚、そこから出てくる幸せでずっと味わっていたい感覚などは、受けた人にしかわからないが、最初はドキドキして施術を受けている人でも、体や脳が緩んでくるとそうなっていきます。
交感神経の働きを抑制できると、ストレスや緊張や筋肉のこわばりまで効果が出てきます。
それほどの深いリラックス状態だから、ストレスホルモンであるコルチゾール分泌が抑制され、ノルアドレナリンも同じように抑えられます。
脳の部分から緊張する神経回路に効果的でした。
そして大事なことは、なぜ自分が声が震えるほど、緊張が暴走するほどの状態になってしまったのか、はっきりと知ることです。
理由がなく声が震える、緊張がひどくなる人はほぼいません。
心理的な原因が子供時代から作られているはず。
人よりもうまくやらないと駄目
完璧にやらないと気がすまない
笑われたらいけない
失敗を許されない
理想の自分だけを人に見てもらいたい
こういう考え方をする人が緊張しやすい人です。
そこで声の震えを意識してしまったら、そしてそれを指摘されてしまったら、そこから神経症性障害へと悪化していきます。
もはや自分の意志で自分の感情をコントロールできない、声の震えを止めようと頑張るほどに症状に執着し悪化していくわけです。
そんな自分を受け入れるためには、過去の人生のルーツを分析して、心の内で整理し、深く潜在意識に定着させる作業が必要です。
私はそれをやって、自分の悩みのルーツを受け入れることができ、症状への執着が減っていきました。
執着が経ると考える時間が減るということです。
その分だけ、緊張や筋肉にこわばりにさいなまれる時間が減り、声が震える必要がない状態になっていきます。
悩んで当然だったという受け入れる心は、緊張しない体質に変えてくれます。
無駄に足掻かないから、焦りもなくなり、不安もなくなっていきます。
今、悪循環に陥って、声の震えや緊張を止めようと悪戦苦闘している人は、まずは自分の状態や悪循環を知ることです。
それが緊張がもたらす声の震えの止め方の第一歩です。
以上、医師の授ける過緊張と声の震えの止め方への知恵袋でした。