2009/07/05
手の震え・書痙だった私の現状について

さて、今は手の震え・書痙はもちろん、手術恐怖症も自律神経失調症も、心身症も、不安神経症も消え失せた。
それが起こらないように自分を過去からの流れを含めて、潜在意識・無意識の底から変えることが出来た。
だから、一歩間違えれば手術に失敗して大惨事になりかねなかったことも、冷静にふりかえってこうやって書ける。
また周りも私の危機を知らないし、今も知らない。
気づいていたのかどうかもわからない。
◆手の震えは周囲に発覚していたのか?
悩みに取り憑かれていた頃は、元気がなくなったとはよく言われたが。それはそれでいいと思う。
今は大丈夫でも、かつてそれを経験したことがわかってしまうだけでも信用問題に関わるから。
今の私は再発する心配はしていないが、再発するんじゃないかと疑われるだけ損だ。
まさか周りの連中は、今の私がこれらの精神的危機を経験しているなんて思いもしないだろう。
だからこそ、ブログでこれらの文章を載せても大丈夫だし、人は他人の内情まで知らないのだ。
◆外科医を続けられる至上の喜び
返す返す、手の震えなどの精神的な危機の時に、手術に失敗しなかったことが救いだった。
もし手の震えの症状が回復に向かわなければ、今は外科医をやめていただろう。
そちらの方が、私にとっても、病院にとっても、何より患者さんと肉親の方にとっても一番いいことだった。
今は私の外科手術で、誰にとってもいい状況にする自信を取り戻せたが。
だから、読んでいる人も私に任せて大丈夫です(私の過去を知っているから信用できないかな)
手術時の指先の感覚(手術の腕とは感覚をつかむか否かで決まる。この感覚も当時消え失せてしまった)も取り戻すことができ、手術恐怖症とは無縁となっています。
もっと積極的に「もっともっと手術の腕を上げてやろう」と思っています。
私の前には明るい未来しかないし、そういう未来にするという気持ちでいます。
かつて私がすべてにおいて感じていた『頼りなさ』はなくなり、『心強さ』『割り切りの良さ』『プラス思考』に長けた人間に成長できたと思っています。
人はしかるべき方法をやれば、必ず精神的苦境からも精神的疾患からも抜け出せます。
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