呼吸を制すればメンタルを完全にコントロールできる - 緊張による手の震えの止め方を授ける知恵袋ブログ【外科医神経症闘症記】岩波英知施術体験談 
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呼吸を制すればメンタルを完全にコントロールできる

トランス呼吸法と日常の呼吸と精神状態 
呼吸法はとても重要なものだが、そもそも呼吸自体が重要なものだ。
悩んでいる時、緊張している時は呼吸が乱れている、浅い、止まっているときもある。
恋愛をしている時や感動している時は、それとは真逆に呼吸のリズムをしている。

呼吸は自分の精神状態やストレスの負荷の量に大きく左右されています。
その時の感情の種類や緊張のレベルによって、呼吸のリズムや量が決定づけられ、その呼吸の質によって、さらに悪い感情、良い感情、快適さやどん底の精神状態に分かれていく。

つまり、普段から呼吸が乱れていたり浅い人は、いくら頭で快適に過ごそうとか自信を持って生きようと思っても、生体リズムからして望んでも不可能な状態にしている。
思考をいくら自分で弄っても、自分のメンタルをより良い方向に持っていくことができないのは、私もよく思い知っていますし、皆さんもそうでしょう。
特に緊張状態が高まっている時、自分の呼吸に注目して下さい。
浅かったり、乱れていたり、時には息を吸うことすら忘れていたり、息を吸った状態でさらに息をすおうとして息苦しくなったり、結果的にあがる人がよく言う「頭が真っ白になった」状態になってしまう。

では、なぜトランス呼吸法が大事になるかです。
その時の感情が呼吸の質を決めるのならば、呼吸を変えてやることで感情もコントロールできるということです。
だから、呼吸法はとても大事だ。

まず呼吸法により、呼吸を整えてやることで、精神状態を変えられる
それは自律神経や緊張をコントロールできることに繋がり、人生をも変えられる

健康にもいい。
ゆったりと深い呼吸を普段からできている人は長生きできる。
それはストレスが少ないからそういう呼吸になっているし、体に柔軟性があるからそんな呼吸ができている。
そんな呼吸だから、呼吸が乱れている人が100の不安や緊張を感じることに直面しても、その人は10も感じていない。

トランス呼吸法を私がそれなりに上達してからは(岩波先生の脳への条件付けによって、劇的に呼吸法の質が上がったのもあるが)、普段の呼吸も整っていった。
やはり安心している時は、ゆったりと苦しくない呼吸をしているし、ドキドキする時は息が荒くなっている。
というよりも、まともに酸素が脳にいっていないのではないかと思うほど、思考が停止していった。

思考が停止したらあたふたして息がますます浅くなるし、息が乱れに乱れて、もっと緊張がひどくなる。
体も硬直化して、手が震える、足が震える、声も震える
やることなすことすべてが裏目。
対処法も全く思い浮かばずに、酸素の少ない脳みそで必死に踏ん張って考えるが、脳の活動をまともにできる酸素をとっくに使い果たしているから、パニックが進行する。

どれだけこれを繰り返してきたしまったのだろうか。
本当に呼吸は大事です。

精神状態をより良く変えたければ、無理に頑張ろうとするのではなく、呼吸法で呼吸を整えてから精神状態を変えていったほうが、はるかに効果が早いです。
呼吸は精神と肉体と非常に密接です。
これらをコントロールできる一番手っ取り早い方法こそが、呼吸法です。



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blackjack7777

Author:blackjack7777
外科医鈴木博が緊張性の手の震え・書痙・自律神経失調症・あがり症・強迫観念と心身症・不安神経症、不眠症に陥ったときの記録と神経症から脱出するためのヒントがのっています。


もともと過緊張から手が震えることから始まり、書痙や自律神経失調症の悪化、さらにストレスがストレスを呼び心身症や不安神経症、不眠症とボロボロになってしまいました。
自力で必死に助かろうともがくほど、人は簡単に際限なく症状が悪化していくものです。


私を救ってくれたかけがえのない先生に最大限感謝の気持ちを捧げます。あなただけでした、私を手の震えや書痙などの神経症から解放してくれたのは。
私自身も頑張れたと思います。頑張れたのはやっぱり先生の力でしたが。



主に私が受けた心理脳内プログラムについて相談がありましたら、こちらにどうぞ。
一刻も早く皆さんがご自分の抱えられている悩みを解決できるように私も頑張りたいと思います。これ以上人生も職も生きがいも失ってはなりません! 
手の震えやあがり症、過緊張と戦う医師の方、看護師の方を始め、皆様に私の体験談を捧げます。緊張による手の震えの止め方を授ける知恵袋としてお使いください


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