2011/02/27
手の震えや書痙を医師に相談すると・・過緊張、パーキンソン病、本態性振戦、アルコール中毒・・・

腕の異常、脳の異常などを疑ったことは私にもありました。
結局は緊張が強すぎたことによる震えだったわけだが。
一種のあがり症でしょう。
医師に相談したとしても、「病気」ではないため、納得いく答えはもらえないことがほとんどです。
メンタル面まで察知してくれる医師は実はそれほど多くはないです。
同じ悩みの体験をしなければ、どんな優秀な精神科医にもカウンセラーにも、まず理解されないと思っていいでしょう。
余談ですが、名医といわれる医師は、そういうところまで実に優秀です。
「医は仁術」といわれますが、「仁」の意味の中にはメンタル面でのサポートができることも含まれるのでしょうね。
「医は算術」時代の昨今、視野が狭くなってきていると現場にいてもつくづく思う。
もし仮にパーキンソン病の初期症状と誤診されてしまったら、必要もない薬を飲み続けなくてはいけないわけで、それも怖い。
ちなみにパーキンソン病は、動いている時には震えが止まり、何もしていない状態に震えることが特徴。
他の震えを伴う病気もそういうケースが多い。
つまり、交感神経暴走による手の震えのケースは、モノを持った時、何か動作をする時に発症するわけで、全く正反対です。
また高齢者になると発症することが多い「本態性振戦」「老人性振戦」というものもあります。
これも手や頭が震えるものですが、原因はわかっていません。
ストレスが影響しているとのことですが、どんな肉体的な病気もストレスとは無縁ではないのです。
アルコール中毒患者も手が震えます。
中毒になるのも精神的な何かからの逃避でおきるわけで、メンタル面は森羅万象すべてに良くも悪くも影響を与えている。
まあ、過緊張による手の震えを含めて、いかに震える症状が多いかということですね。
震えで苦しんでいる人は、相当数のぼります。
そして言えることは、緊張性の震えは手術をして手の震えが治るものではないということ。
どんな名医でも不可能な領域です。
結局、ストレスや緊張をどう外して生きていくか、それらが生じてしまう原因を破壊していかなければ、ずっと震えで苦しむことになる、そんな恐ろしい症状です。
私は手の震えで苦しんでいた頃に比べて、だいぶその外し方がうまくなってきたと思います。
割り切りと覚悟をベースで持つことが必要でした。
震えたからどうした
震えても歩みを止めない
この考えは克服するために必要な要素となってきます。
本当はこんなことを受け入れたくないのだが、手の震えを克服するってことは、それぐらい大変なものです。
手の震えは、無理やり力で押さえつけても治りません。
震えは、脳と体の緩みがあるからおさまります。
つまり、腕を固くして震えなくすることは、中期的に見たら、もっと震えるようになってしまいます。
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コメント
私は恐怖症のサイトを運営しているのですが
ストレスによることが原因で多くの人が悩んで
いるようです。
本当に辛いですね。
2011/03/14 04:44 by 恐怖症克服ガイド URL 編集
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2011/04/18 19:38 by 編集
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2011/12/30 17:02 by 編集