手の震え克服、書痙克服の方法と体験記 - 元「手が震えた」外科医のブログ 岩波英知あがり症克服プログラム体験記
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経済的苦境や生活苦につながる書痙や手の震え。この悩みで経済的安定の医師の職をやめざるを得なかった方の話

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手の震えで不本意な転職した元外科医からの切実なメール


元医師の方からメールが来ました。

彼は手術や手技で、かつての私と同じように手が震えるようになり、特に上役の偉い医師の前で執刀や手技をする時に、自分で抑えられないくらい震えるようになってしまったそうです。

悩みながら何とか自分で克服しようと頑張ったものの、余計悪化させてしまい、文字を書く時に手が震える書痙の症状も出るようになってしまいました。

次から次へと震えの症状は拡大し、お箸で食事を掴む手が震えたり、飲み会でビールを注がれる時にもコップを持つ手が震えてしまい、逃げ場がどこにもなくなってしまったそうです。

こんな自分が惨めで惨めで、このままの苦しみが続くことにすっかり笑うことがなくなりました。


元医師からの頼み


これを書いたのは、元若手医師が『自分の経験を是非私のブログで発表してほしい』と言ってきたからです。

『自分のように震えや書痙で、医師や看護師や、やっと掴んだ仕事を辞めざる人がいないように』とのことです。

彼は医学部の頃から実習で震えが気になっていたそうです。

何とか誤魔化しながら大学を卒業し、研修医となり、外科医の医師となりました。

しかし、常に重苦しい気持ちでいたそうです。

震えることはわかっていたけれど、それを悟られないために、無理やり震えを抑え込むなど色々な策を講じ、心も体ももっと震えやすい体質に悪化させてしまいました。

今思えば、震えがどんどん悪化していく自分の将来に対して、無意識的に不安を感じていたとのことです。

医師の仕事がたまらなく嫌になりながらも、そこになんとかしがみつこうとするプライドで苦しみが止まりません。

抗不安薬を頼るようになり、何とか医師の仕事を続けていましたが、薬が急に効かなくなり、より震えがひどくなり、すっかり自信を失った末、医師の仕事をやめました。

そして、今は医師とは全く関係ない、人と関わらない(震えや書痙が悟られない職業)に転職せざるを得なくなりました。

それは大きな地位的な、経済的な転落でもありました。

手の震えや書痙で苦しめられない職業となると、かなり分野が制限されるため、給料的に著しく低下してしまったそうです。

今度は、退職したことへの後悔、いまさら医師には戻れない震えの状況と、経済的苦境、将来の生活苦への不安により、うつ病になりました。

とりあえず震えや書痙に対しての苦しみはセーブできたものの、生活レベルを切り上げなければならない苦しみがひどくなっていきました。

『医師としてのプライドの高さに比べて、金欠状態に陥って、ブラック労働を強いられている惨めな自分とのギャップ』で胸が引き裂かれそうになって、誰にも相談できないままうつ病になりました。


もっと早く震え・書痙克服の道を知りたかった


その状況の中、たまたま私の『手の震えや書痙のブログ』を読み、なぜもっと早くブログに出会えなかったのかと嘆いたそうです。

もし外科医時代に知っていたら、辞めることはなかった、こんな経済的苦しみを味わうことはなかっただけに、自分のような境遇(逃避による転職と経済的な不安)に陥らないためにも、自分のことを紹介してほしいというのが、今回のブログ記事です。

抗不安薬、睡眠導入剤に依存していく自分、アルコールに逃げ込む毎日。

いくら働いても将来への不安だけが大きくなる状況。

夢を手放さなければならなかった震える症状への憎しみや呪いややるせなさ。

こんな自分にならないように、同じ苦しさを味わっている人たちが、いち早く負のサイクルから解放されるために、自分の失敗を反面教師にしてほしいとのことでした。


元医師の震えや書痙の原因


彼は小学生の頃から学級委員をやったり、中学では生徒会長をやったり、活躍していました。

しかし、ある時、みんなの前で頭が真っ白になって何も言葉が出なくなった経験をしたそうです。

何とか息を整え、喋り始めましたが、手や声の震えをはじめて意識したそうです。

その後も、突発的に、音楽の時間の発表で笛を吹けなくなり、声が震える経験を何度化していました。

しかし、日常生活には影響がなかったそうですが、漠然とした不安は感じていたようです。

なるべく目立たないようにして、医師になるためにとにかく勉強だけに集中していました。

しかし、念願の医学部に入ってからは、夢を一旦叶えたため、心に空白が起きたそうです。

その時に記憶の彼方にあった緊張状態を、人前で発言する時や、臨床実習の時に意識してしまったそうです。

飲み会でも何度か食事をとるお箸が震える経験をしながらも、後年まさか自分が医師をやめるほど震えてしまうなんて思ってもみなかったようです。

心臓の動悸もことあるごとに爆発するぐらい激しくなり、ついに完全に手の震えばかりに悩み、執着してさらに悪化させていきました。

これが彼の手の震えや書痙に至るルーツです。

ここまで自分のことを晒して、同じ境遇の人の為に自分の二の舞にならないように情報を与えてくれる彼に感謝します。

本当にありがとうございます!


一人で震えや書痙を止めることばかり全力で取り組むよりも、信頼できる専門家に相談しましょう


人間には自分の意志の強さで食い止められる悩みがある。

根性で正面突破できる、不可能はないというのが一般論だが、決してそうじゃない。

それで克服できる悩みや症状は、顕在意識の浅いレベルの悩みだ。

しかし、手の震えが長引いたり、あまりに執着したり、それが予期不安にまで悪化してしまうと、これは顕在意識のレベルではない。

無意識や潜在意識という、根性や知恵力では克服できないレベルで問題が生じている。

克服のために全力で頑張ってしまうと、ますます無意識の奥底に問題が落ちていく。

結局残った成果は、強い不安と焦りだけになる。

この悪い感情のパワーが、さらに悩みを増幅させてしまう。

薬で抑えられていたものでも、途端に効果がなくなってしまう。

震えや書痙だけが人生の中心となり、それを全力で抑え込むことが人生の夢となる。

狭い視野であがくだけあがいて、悪い感情のパワーに心が押しつぶされる。

これを私もそうだったし、誰もがやってしまう。

すごく頑張り屋ほど、こんな負のサイクルに入ってしまう。

元医師の彼もまさにそうだったと思う。

その悪い流れは何としても断ち切らなければならない。

私の経験では、無意識、潜在意識から負のサイクルを断ち切る必要があるし、それができれば今度は好転していく。

心に余裕が出て、震えにくくなるし、震えてもいいというぐらいの信頼感が逆に出てくる。

だから、震える余地が少なくなるし、体の緊張も和らいでいく。

緊張を力技で止めようとしなくなり、柳のように受け流せるようになる。

だからこそ、能力のある潜在意識の専門家の力を借りるべきだと思います。

一人では道を誤ります。

かつての私のように、彼のように。




脳内の緩みと余裕の絶対性 それは手術いや人生に一番大切なもの

私は手術アレルギー、オペ恐怖症になるくらい手の震えに悩まされた。

その時の私は緩みが100%ない状態で、どうにか失敗しないように発覚しないようにだけ神経をすり減らしていた

だからいま考えるだに恐ろしい!

私にとっても患者さんにとっても病院にとっても。

そんなだから手術の腕はどんどん落ちていった。

上達しようがなかったし、ごまかすこと、言い訳ばかり考えていた。

脳が完全に震えの悩みの虜になっていた。




逆に今の私は自信を持って外科手術をこなしている

その差は何か?

タイトルのごとく緩みがあるかどうかだ。

リラックスと緩み ストレスと過緊張と震え

私に限らず世の中の名医は、手術時に惚れ惚れするくらいの軽やかな手さばきをする。

もちろん大手術は緊張するだろうし力が入ってしまうだろう。

しかし不思議なことに何故か手さばきだけは、いざとなると力んでいない。

私の経験から、リズムに乗ってくると脳から緩みの指令が来て、大舞台でも力を発揮できるのだ。

緩んだ時ほど脳の潜在能力が発揮されることはないと思う。




手術の腕に限らず、格闘術の達人名人の類も何ら気負ってはいない。

不思議なほど全身の力が抜けている。

だからと言って隙も全くない。

それこそが理想の人間の姿だと思う。

緩みが一番能力発揮に必要だと達人はみんな知っている。

そして最大のパワーとスピードを出せるのはその緩みから急激に力を込めた時だ。

その落差が大きければ大きいほどとんでもない威力を発揮する。

緩みは手や腕だけが緩んでいればいいわけではない。

脳が絶対的に緩んでいなければならない

手の震え、書痙で苦しむと緩みの感覚をすっかり忘れて記憶が遠のいてしまう。




かといってヨガなどでリラックス感を味わっても、仕事に追われまた体が固まって行く現実もある。

焼け石に水であるし、そもそも震える、力が入るルーツが無意識に根深く定着しているのだから、ストレッチ、ヨガなどでは難しい。

それにどんなに緩めたところで、予期不安が強いとすぐ脳が緊張していく

そんなこんなで生半可なことでは、硬さしか知らない感覚を緩みのそれに変えることは実に難しい。

だが、脳は一番最近の一番強い感覚(できれば圧倒的な感覚)を忘れはしない。

そこで私がやったことは岩波先生に強烈な緩みの感覚を脳に覚えさせて、家でのトランス呼吸法の訓練時に、その感覚を再度思い出させ、常に緩みの感覚を脳に味合わせ続けた

そうなるとまずは手術以外のときにいつでも脳から緩みの指令を出せるようになった(他にもルーツ整理や抑圧処理やプラス暗示の力もある)

そして本番の手術の時に、次第にかつてうまくやっていた頃の力の抜けた感覚を取り戻せるようになっていった




深い脳覚醒トランス状態では全身があり得ないほど緩む。

これは他の人がそうなったり、自分もなる人ならわかると思う。

そして心地よいまどろんだ感覚の中で、深い人は子供時代の感覚に浸れるようになる

子供時代は全身が柔らかく身構えることも少なかった時代だ。

当然脳が緩んでいく。

それにしばらく浸ることで、緩みを膨らませていくことができるようになった。

そして、メスさばきから何から全てに手術の腕が格段に上がっていった

以前のようなムキになって力んで焦ってうまくやろうとして完璧な結果をめざしていたときよりも、あろうことか緩みの感覚支配の中で行った手術の方が断然うまくいった

私は身をもって感覚としてそのスキルを獲得できるようになった。

どうやら手術が下手だなと感じる人は、例外なく緩みがない

プラス暗示と抑圧解消とトランス状態と

プラス暗示と抑圧解消とトランス状態と。手の震え克服方法と書痙が治った体験記 トランス状態(脳覚醒トランス状態)について前回書いたが、それは無限の可能性がある。

そこで強力なプラス暗示を早く入れ込みたい、と私も当時気が急いていた。

目の前にある危機(手の震え、書痙、自律神経失調症など)があるのだから当然だ。



だが、プラス暗示は、ある段階を超えた後でないと、無意識にとって意味が無いとわかった。

そもそも暗示が入る状態、それはすなわち普通じゃない意識の流れである。

その状態になることが最終的に大事だ。

体験した人でないとわからない世界だが、人には脳科学ですら把握しきれない、意識の特殊な流れがある。

それは確実に岩波先生が作り出してくれるものだが、劇的にその状態に入るためにも通っている方は家での課題にしっかり取り組んで欲しい。

やれば答えがかならず出ることなのだから。

プラス暗示を早く入れ込むためにも。




ただしここからが本題だ。

無理にプラス暗示を入れると、無意識で人は葛藤を起こす。

悩み克服のために、必ず誰であろうと自分でプラス暗示を入れてきたと思う。

「大丈夫だ、大丈夫だ、震えない、震えない、落ち着いている、落ち着いている」といったことは、手の震えや緊張状態をひどい人ほど、自分に言い聞かせていたことだろう。

それしかとりあえずやりようがないし、やるしかしょうがない。



実を言えばそれはプラス暗示でも何でもない。

暗示ですらないし、怖いことにプラスでもなく、むしろマイナス暗示になっているところもある。

そこについてはまた書いていきたい。

プラス暗示を真の意味で脳に定着させるためには、マイナスがある自分とそこに執着しすぎて、こだわって症状に引っ張り回される状態を減らしていかなくてはいかない。

それはトランス状態の時に可能になった。

では、なぜマイナスが減るか? 執着が減るか?

それは過去の自分を認めることができるようになったからにほかならない。

一番大事な受け入れ態勢になれる。

不思議なほど、落ち着いて悩んでいる自分を認められた。

とても不思議な感覚だったが、すごく気持ちが楽になっていった。




岩波先生のよく言っていた「過去の流れは消せない。だけど解釈は変えることができる。」ということはまさにそれだろう。

それが大事だと私も経験から言える。

先生に言わせると、いまの悩みに至った経緯と起きたことはしょうがない

そこにいつまでも無意識の底から粘着しているから心が病んで行く。

そして、その人の執着しているところに症状として現れる。

そこにずっと意識がどどまり、尋常じゃない広がりを見せる。

私の場合は特に手の震えと書痙だ。

言葉に執着してしまう人は、人前でプレゼンテーションができなくなる。

手や腕ではなく、足の震えに意識が執着してしまう人がいる。

首の震えで悩んでいる人も多い。

同じ手の震えでも、文字を書く時にはそれなりに書けてしまう人もいるが、それは文字への執着がないからで、書痙に発展しない人もいる。




人それぞれ執着の場所が違うが、その執着を外すことを潜在意識からやらないと、いくら暗示を入れようとしても弾かれてしまうのだ。

ひどいと、その助かるための暗示もマイナスとしてのしかかる。

それを一人でもがいている時ほど、その悪い流れをつくってしまう。

つまり、心がすんなりと言葉の訴えかけが聞ける精神状態にならないと難しいのだ。

そのために執着を外さなければならない。

外せないと、プラス暗示だと思っていたことが、症状を悪化させる一方にしてしまう。

いつか悩みが解決していることはありえないことになってしまう。




だから結局は岩波先生に言われた課題をそれ以上にやって欲しい。

そしてトランス状態が深まれば、そうなれば様々な魔法が効く。

時間がないからと言ってやらないのは勿体無い。

私も職業柄激務な方だったが、以前のブログに書いたように今では少しの呼吸法やストレッチ方で疲れもストレスも吹っ飛ばせる。

最初はうまくいかないが、そんなものは当たり前だ。

だがやり続けると体のコントロールも聞くようになる。



つまり緊張を脳で柔らかなイメージを思い浮かべるだけで、硬直と震えを抑えることができる。

そんな自分になれるともうどんな状況も来い!と思える。

昔は逃げていた自分の極限状況(難度が高く周囲の目がある中での手術)ですら楽しみとさえ思える。

そうなると人生そのものが楽しくなる。

緩みとパワーと両方に満ち溢れた生き方に変われる。

だからぜひ、本当にぜひ頑張ってほしい。



悩み克服は頑張れば逆に度ツボにハマる。

脳の浅いところで根性で突破しようとあがいても、脳の源には届かない。

だが先生の様々なトランス誘導技術のもと課題をやればやるほど、世界のどこにも存在しない体験と心の浄化ができる。

何度も言ってきたが、この悩みのせいで、医師や看護師を退職せざるを得ない人は多いことだろう。

追い詰められている人の数も。

人前で文字を書かなければいけない職業、人に釣り銭を渡さなくてはいけない職業、コップやお皿をお客さんの前に置かなくてはいけない職業、他にもたくさん支障をきたしてしまう職業があると思う。



たった一つの症状で、それまでの自分を否定してしまうような状態にだけはならないようにしてください。

ギリギリに追い詰められた私だからこそ、本当に本当に思います。

たった一つの悩みですべてを台無しにしてしまい、たかが一つのことのために、ずっとすべてを犠牲にする状況にならないようにしてほしいと思います。

心からそう思います。

無意識や潜在意識の問題は、もう私たち個人の力では解決が難しく、余計にこじらせてしまいます

それはプラス暗示は、マイナス暗示として無意識に届くメカニズムがあるからです。

緊張感の中のリラックスに成功する 名医の手術と手の震え

手の震え克服方法と書痙の治し方 岩波英知先生のあがり症克服プログラム体験記 手術時、難しい手術であればあるほど誰でも緊張する。

しかし、緊張に潰されてしまう医師と、さらに燃えて手術に向かう医師がいる。

もう一度言うが、どちらもともに緊張している。

だが、名医のメスさばきは、驚く程軽やかだ。



しかし、昔の私や手術時に過度に緊張してしまう医師は、肩から腕、手先にかけて異常に力が入ってしまう。

力を発揮できるのは、軽やかな方だ。

そもそも大事な手術であればあるほど、心は緊張しているはずだ。

大事な失敗の許されない手術なのだから。

なぜその緊張が腕や体に転移しないのか?

それは考え方、捉え方の違いだ。

失敗しないようにしたい、ミスしたらまずいぞ、俺の緊張状態を人に知られたくない、という守りの気持ちが、体に過度の力みを作る




一方名医は、もっと建設的な前向きな気持ちで望んでいる。

そう、主体的なのだ。

手術時の緊張状態に飲みこまれないからこそ、肩の力が抜けている。

名医は経験から、体の緩みが手術に一番重要だとどこかで知っているのだ。

細かい作業になればなるほど、その緩みが繊細な作業を可能にし、惚れ惚れするようなメスさばきができる。




医師ならば、体の硬い人間から早死するということは知っているだろう。

だが、自分のこととなるとどうにもうまくいかない。

それが、自己コントロールの難しいところだ。

緊張する場面で、体がどんどん硬直して震えていく者(昔の私)、体の力を抜いてオペに取りかかれる者、その両者にはとんでもなく大きな差が出てしまう。

前者になってしまった以上、かつての私は震えないことばっかりに頭がとらわれ、結果としてもっと震えるハメに陥っていた

その恐れと不安が、今度は文字を書く作業での震え、つまり書痙にまで転移していった。

そしてどんどん人前で書く事ができなくなった。




そして気づいた、気づかせてもらったことは、そうなった以上、震えるのが当たり前。

私は手が震えないほうがおかしい人生の流れだったということだ。

あることを打ち消すことができない。

特に無意識のレベルにおいては。

ましてや、あれだけ執着している手の震えのことならば、なしにすることなど不可能だ。

執着すればするほど、執着が増すのが人の潜在意識の働きだ

むかつく心の動きだが、しょうがない。

これは決して諦めではない。

なって当たり前、という思考は、悩みの受け入れることにつながる





そこで、私は心の底からそれができたとき(暗示や潜在意識の処理)、大きな安堵を得た。

ものすごく気持ちが楽になった。

お前は生きてていいんだよというホッとした気持ちを持てた。

これは頭の上で受け入れよう、認めようとしても難しい。

表面的に受け入れただけで、それができたのならば、こんなにも手の震えに執着して悪化させ続ける人が多くいるはずがない。

だが、心の働きで言えば、そこに至らないことには、手の震えの悪循環をはずすことはできないのではないか。




私が経験した安堵感は、その後の私の体の緊張感を和らげてくれた。

そして、手術に望むとき(それは簡単な手術だったが)前は震えないようにするあまり、疲労困憊で肩から腕まで凝りまくっていたところ、変に自然体にできるようになった。

「あれ、おかしいぞ、なんかちがう」この感覚に最初私は戸惑いを覚えた。

変に力が抜けているのだ。

薬を飲んだか? いや眠くないし、だるくない。

なぜ力んでいないのか?

すごく変な気持ちがした。

逆に気持ち悪いくらいだった。

違和感で落ち着かなかったが、そこはかとなく嬉しかった。

もしかして、もしや・・・

しかしまだ喜ぶのはまだ早い、今までのようにまた震える衝動が来るかもしれない。

だがまだ来ない、ひょっとして震えないのか、俺は?

こんな心境だった。

手術もうまくいった。

もちろん以前に比べて力が抜けているのであって、名医のそれとは程遠いものだったが。

それでも、意外なほど疲労感もなく、緊張を隠す努力もなく、気持ち良く手術ができた




その時私は一つ経験することができたし、大きく成長できた。

「ああ、この感覚だ、この感覚を昔は当たり前のようにやっていたのだ」と。

私の脳は、緊張状態と焦りと必死の努力を繰り返したあげく、オーバーヒート状態しか味わっていなかった

しかし、この経験が、次の手術の自信へとつながってくれた。

それでもまだ私自身私に信用が持てなかった(あたりまえだ。それまでがそれまでなのだから)。

次の手術も、不安がたくさんある中で、あの緩みの感覚を少しずつ取り戻すことができていたため、なんとかうまく終えることができた。

こうやって自信が積み重なっていった。





今現在名医の体の力の抜け具合まではいかなくても、常に呼吸法とイメージの力を使って、手術時の体の緩みを再現させて、手術に望んでいます。

昔の私の緊張具合が今も続いていたのならば、私は疲労と不安と恐怖で、手術をしなくなっていただろうし、医師をやめていた可能性はとても高かった。

積み上げてきたキャリアがゼロになって、私はどう生きていたんだろう?

プライドの高さから、現実を直視することに耐え切れず、積み重ねてきた命をゼロにしていたのかもしれない。

そうなる前に、手術に失敗して、取り返しの付かない事態に陥っていたかもしれない。

そう考えると、今の私はなんと幸せものなんだろうと思います。



なぜ私が震えて当たり前だった、という心境に至ったのかは次回のブログに書きたいと思います。

潜在意識からの根本的な処理と執着を減らす作業によって、です。

手の震えと書痙の克服に必要なこと 外科医の書痙体験記

手の震え克服方法と書痙が治った体験記   手の震えや書痙で悩まれている人でも、その時のコンディションで全然手足の震えの度合いが違っていると思います。

追い詰められた状況で、その緊張、焦りがマックスになった時、それはもうひどい書痙や手の震えが発症します。

自分でもびっくりするほどで、それがトラウマになって、次からは予期不安も強まる。

文字を書くことシチュエーション以外でも、それへの不安ばかりに毎日襲われてしまい、四六時中悩む羽目になる。

そして、また手の震え・書痙が起きた時の自信喪失感は、なった人なら顔面蒼白となる経験だと思います。

私も二度とあんな思いは嫌ですし、同じ苦しみを今も続いている方のことを思うと、やるせない思いです。




要は心と脳が緊張するから、震えに執着を強く持っている人が、手や腕の挙動にますます執着して、「必ず震える」という無意識のマイナス暗示がかかって、症状がひどくなる心理的メカニズムがそこにあるでしょう。

しかし、もっと悩みのキャリアが積み重なると、反射神経で震えるようになってしまう。

まるでパブロフの犬状態で、自分に悪い暗示をかけ続けているようなものだ。

しかも簡単に無意識・潜在意識にマイナス暗示が焼き付いてしまう。




心理面での説明はここまでにして、今度は物理的、肉体的側面の話をしたい。

緊張するということは、手の震えに悩む人は、手や腕に力みが入って、がちがちに緊張してしまうということになる。

つまり、肉体が固まるから、ちょっとした震えも受け流せなくなって、震えが増幅するというメカニズムです。

手や腕、さらには肩、首、そして肩甲骨周りの筋肉まで硬くなるため、震えが肥大化してしまうわけです。

書痙や震えがない人は、そこに意識もいかないし、常に柔らかいため震えようがないということ。





以前のブログでも書いたことですが、人間は常に動いているわけです。

心臓がいい例です。

だからほんのかすかに動いている。極論すれば眼に見えない震えがいつも人間には起きていると言えます。

更に手足のような末端ほど震えが増幅するわけです。

長い棒でも、根本よりも先端のほうが震えるのと同じように。

テレビのグルメ紹介番組で、ラーメンの麺を箸で掴んで持ち上げる美味しそうな場面があります。

よく見ると絶対震えています。

死後硬直にならない限り、完全な静止状態などありえない

その人は手の震えの悩みを持っているわけじゃないのに(そうだったらそんな仕事はしないか、廃業しているでしょう)




ただし、特に腕、手、肩が柔らかい人は、もうそれ以上震えないわけです。

体が勝手に柔軟に震えを受け流して、いわば分散しているからです。

しかし、手の震えに執着する人は、震えまい! 気づかれまい! と、より震える部位を緊張させて、鋼鉄にして止めようとします

私もそうですが、それでうまくいく事がありますが、いつか限界が来ます。

それしか短期的震え対処法はないにしても。

そして異常に疲労感を感じ、手術後の疲労困憊といったら、他の執刀する医師に比べ、何百倍にもあったでしょう。

そこでまた悩み、それさえなければと悩み続け、負の執着を強化してしまうわけです。



だから、心の緊張をとることが第一ですが、腕や肩、背中、首に柔軟性を持たせることも大事です。

長生きする人はストレスで体を固めて生きた人よりも、柔軟に柔らかく生きられた人です。

どうやって柔らかくするかは、次回以降に書いて行きたいと思います。




トランスストレッチ法とトランス呼吸法という、外面、内面両方向からのアプローチが必要です。

さらに言えば、脳に体の緩み、あるいは脳そのもののリラックス感を再生させることも必要になってきます。

そうなると、体の硬さをコントロールできるようになり、手の震えの衝撃をうまく体が受け流してくれて、以前よりも震えなくなる人間になっていきます。

さらに手の震えに対する執着が減り、マイナスの自己暗示もかからなくなり、悩み解決へと向かうわけです。



体(手、肩、首、肩甲骨周りの筋肉は重要)を柔らかくせずして、手足の震え、書痙は克服できないと言っても過言ではないでしょう。

とくに反射神経で震えるようになってしまった人にとっては。

まずはご自分の症状が出た時の硬直性、普段からの硬さを調べてみるといいです。

物理的、肉体的にそういう回路があって、手足の震えにつながっていることを認識しましょう。



心も身体も硬直化したまま、手の震え・書痙が治った人はいない。

かけがえのなかった私の先生へ (神技を持つ岩波先生へ)

岩波英知先生により手がどうしても震えてしまう悩みが解決した体験談  熱いハートを持った人だ。魂から徹底している人だ。

理屈は通用しない。小細工も通用しない。小ずるい対策も通用しない。

敵に回したら先生ほど強敵な人はいないだろう。

幸せなことに、心の問題に悩まされている人の味方だ。

しっかりと自分を持っている。

そして自分は悩みようがないといっているから、本当に強い人だと思う。

じっくり話し合ったことがあったが、昔悩んだことがあると言っていた。

想像がつかなかったが、でもあの強さとパワーとスピードは、克服したからこそなのだ、と逆に納得がいった。




自分が大好きだと言っていた。

自分に満足できているから、とても私にも親切にしてくれた。本当に感謝しつくせない。

人間的な大きさ、凄み、誰かが書いていたが「カリスマ性」、鋭利なほど洞察力を持った頭、何よりも大きな優しさ、そういったもの以外に感心したことがある。

それは、人間心理、潜在意識、無意識、脳内の世界に関して、とても研究熱心と言うことだ。

私はあの熱心さに比べればまだまだ甘いと感じた。

だからこそ、あれほどの誰もまねできないレベルにある技術が身についているんだろう。
天才とは、素質もあるだろうが努力と熱意がほとんどを占める、と岩波先生を見ればよくわかる

悩む人は、私もそうだが、執着心が非常に強い。

だけど、建設的な執着心じゃなくて、情けないことに悩みなどマイナスに関係するばっかりのものだ。

先生はプラスのものに対し執着心がすごく、マイナスなことにはすぐ割り切れる。

自分が絶対こうしてやろう、身につけてやろうと思う執着心と行動力はすごいと感じた。




岩波先生の元に神経症克服だけでなく、その技術やノウハウを学んでいる人も多く来ているらしいが、先生に匹敵する人は今後現れるのだろうか?

話し方の技術、コミュニケーション能力、人を引き込む力、人から高く評価されるパーソナリティなど超一流で、神経症、あがり症克服後も、人間関係の構築、コミュニケーションスキルを岩波先生元で学びたいといつも強く思っていた。

悩みの本質を見抜く力や反射神経ではまずかなわないだろう。そして経験値も。

人間のもっと原始的で本質的な部分へ訴えかける能力と技術(脳覚醒技術、脳内・無意識訴求技術というらしい)は、世界で最も進んでいると言っても差し支えないと思う。

本音で生きている人だから、言っていることに矛盾が全くない。ぶれが全くない

よく前に言ったことを忘れてしまうことは多いが(笑)、ささいな枝葉の部分はどうでもいいという人だからだ。

だが根っこの部分だけは本当にしっかりしている。

だから、昔先生が私に言ってくれたことが、今になって、「あ、こういうことだったんだ」ということが未だにたくさんある。

その都度、私は成長してきた。そして今も成長していると思う。

だから、話し合うことが楽しみだった。

そして、私の何歩も先に行っていた。いっぱい知ることができた。

あれだけ支持されるのは当たり前と実際感じることが出来た。

つまり本物の自己を確立した人間だった。

ある種の悟りを持っている。

悟りといっても堅苦しいものじゃなくて、本質をよく知っているという意味でだ。



(※岩波先生は1946年生まれ、いくらパワーとエネルギーに満ち溢れた人といっても、一般的年齢からしたら高齢です。
いつまでも岩波先生の超越的な脳内・無意識訴求技術(脳覚醒技術)を、一般の人向けに広く適用している時間は、あまりないと思います。
岩波先生がいなくなったら、昔の私を含め、多くの人が、悩みを根本から解決する方法を喪失するでしょう。人類の損失とまで言える自体です。
だから、もし岩波先生の心理脳内プログラムを受けるのならば、今しかないと思ってください。後で後悔しないためにも)



私のブログ(ホームページ)を読んでいただきありがとうございました。
BLACKJACKでした



岩波先生の言葉・講演集は発想が卓越していて、参考になることばかりです。
一読する価値あり

私が受講した神経症克服プログラムあがり症克服プログラム

※現在はこちらに医師専門心理脳内プログラムがあります。

こんなホームページやプログラムを作ってくださり、どれだけ私の助けになったかわかりません

神経症(手の震えやあがり症)を解決してみて

手の震え克服方法と書痙が治った体験記  ◆私の半生とその後の神経症の関係

私はあくまで、私の過去の半生からの流れで、あがり症手の震え手術恐怖症、自律神経失調症になった。

元々緊張を誰よりも感じる人間で、本番に力を発揮できないタイプでもあった。

また、ある部分では、自分に自信がない人間だった。

端から見るとそう見えないらしいが、確固たる自信というものを持ったことがない人間だった。

神経質で、 いつも自分を守って、さらけ出すことはしなかった。




親の影響がとても強い。

親もそういうタイプだった。

父方の両親もそういう感じだったから、脈々と受け継がれてきたのだろう。

迷惑な話だが、私の代でそれを終わらせなくてはいけない。

そのためにも一念発起した。



◆人に何にも悪いことをしていない、しかし私自身にいいことをしていたか? 

二輪車に例えてみれば、私の人生はずっとブレーキーをいっぱい踏み込みながら、アクセルを誰よりも強く回して、それで前にやっと動いていた

人よりも頑張ってきたということはいえると思う。

でもいつも心のどこかに違和感を感じながら

当然ブレーキにガタが来るし、心が壊れてくるのは必然だった。



エンストも怖かった。

とにかく動け、動け、と必死で前に進んでいた。

完璧主義者だったし、妥協も嫌いだった。

人生って、ブレーキを踏み込まなくても、安全に前へどんどん進めるものだ。

そう今は気づいた。

しかし、私はどうしても怖くて、リスクをおそれて、ブレーキをかけ続けていた

ブレーキを踏んでいることの方が、低速になって危険だというのに、私はおびえてブレーキを踏み続けていた。

そして、自分を必死で守ろうとした

自分をさらけ出さないように調節しながら、用心深く生きてきた結果は、手の震え書痙、自律神経失調症などの神経症という結末だった。

私は何一つ悪いことをして来なかったにもかかわらず、ひどい罰を被った。

それは、私は自分自身の心の本音に対して、悪いことをしていたからなんだと、自分なりに悟った。

悩むのは必ず理由がある。




表面的には、バイクは前に進んでいて、ある時期までは目的地にたどり着いていた。順調だった。

でも学歴的なものにしかすぎなかった。

もっと根本的な自分という存在はきしんだ音を立て始めていただろう。

しかし、そんなものを抑制してしまい、自分は成功していて、自信のある男だという外ッ面だけを装っていたし、そう思わなくては心のバランスがとれなかったのだろう。

まったく空虚な人生に思えたとき、一念発起へとつながったのだ。




◆そんな私でも変わることができたきっかけ

目を覚まさせてくれたのは岩波先生という方だった。

リスクがあって、あえてチャレンジし、傷ついてもそれを糧にして、さらに突き進める人は、こんなことでは悩まないだろう。

先生がそういう人間だった。

私の悩みを抜け出すには、それしかないと強く思えた。

努力の掛け違いを今までしていた。



私が救われるのはこの先生しかいない、はじめてそう思えた。

二度と同じ苦しみを繰り返さないために、根本から無意識の病因を解決しようと思った。

そして、最後の手段だと思って、岩波先生の神経症克服プログラムを受けてみた。

次第に岩波先生の行っている心理脳内プログラムの効果が上がって、心から無理なく開き直れるようになった。

そうなると雪だるま式に自律神経失調症から、不眠症、マイナス思考、手の震え書痙と改善していった。

前向きに事が進むときの希望あふれる心地よさを皆さんもぜひ味わってほしいと思います。

どんなに努力しても変われないことにも理由があるし、変われるのにも理由がある。

名心理脳内コンサルタント 岩波先生と出会って

岩波英知先生 カリスマ名セラピスト、カウンセラーと出会って手の震えを克服 ◆世界にただ一人の存在・岩波先生について

私はスゴ腕の心理・脳内コンサルタントのプログラムを受けることができた。(これはリンク先にある
BIGBOSSさんの手記/回想記にも書いてあります)

個人的なものもあり、また特定されることも嫌だから、あまり書かない。

プライバシーもあり教えてくれなかったが、岩波先生は私のような立場(医師とか手の震え)の人を多くかまっているらしい。※[医師専門心理脳内プログラム]が現在あります。

私のような医師から弁護士、経営者、それらのお子さんから芸能人に至るまで、とにかく多くの心のトラブルを抱えた人を、そのスゴ腕で強力にサポートしている

私もそのスゴ腕の威力を、症状解決という結果でもって、発揮してもらった。

岩波先生にだけは、ありのまま私の症状を打ち明けた。

この人になら開けっぴろげに話そうと思えた


◆悩まない人間なんていない

人間である以上、医師だろうが、弁護士だろうが悩んでしまうものだ。

どちらも心の、肉体の、社会の病理を扱う職業だし、病理というものに誰よりも接しているから、悩みに陥るのはあり得るかな、と思う。

健康的な人と職業的に接することは少ないから。

患者さんや、クライアントの悩みや症状に引っ張られてしまうんじゃないか、と思う。

そういう意味でも、心の悩みを扱う職業の人は、よっぽど自己を確立していないと大変なんじゃないか。

そういう意味では精神科医の事務的な態度もよくわかる。

自己を確立していない精神科医は、患者さんの悩みに引っ張られて、精神的健康を維持できない。



◆鬼才とはこんな人

私が一番お世話になった岩波先生は、そんな悩みとは無縁だろうといえる。

私より重い症状の人をずっと先生はかまっているんだろうが、完全に自己を確立していたし、悩みに引っ張られるなんてありえないだろう。

またそう先生も言い切っていた。

その自信がうらやましかった。

岩波先生のようになりたかった

当時の私と一番真逆の位置にいる先生だった。



これほど人間的に大きな、そしてある意味子供で天真爛漫な人と出会ったことはなかった

コミュニケーション能力に長け、誰からも愛されるような存在であると同時に、世界に二つとないだろう脳覚醒技術を開発した凄さに、畏敬の念を抱かざるをえない。

無意識で私が探し求めていた人に私は出会うことで、人生で一番の荒海を無事渡り切ることができた。

世の中には天才がいる、超人がいる

手の震え・書痙だった私の現状について

緊張性の手が震える症状と書痙が治った話 岩波英知先生の評判のプログラム体験記 ◆根本から治る

さて、今は手の震え・書痙はもちろん、手術恐怖症も自律神経失調症も、心身症も、不安神経症も消え失せた

それが起こらないように自分を過去からの流れを含めて、潜在意識・無意識の底から変えることが出来た。

だから、歩間違えれば手術に失敗して大惨事になりかねなかったことも、冷静にふりかえってこうやって書ける。

また周りも私の危機を知らないし、今も知らない。

気づいていたのかどうかもわからない。


◆手の震えは周囲に発覚していたのか?


悩みに取り憑かれていた頃は、元気がなくなったとはよく言われたが。それはそれでいいと思う。

今は大丈夫でも、かつてそれを経験したことがわかってしまうだけでも信用問題に関わるから。

今の私は再発する心配はしていないが、再発するんじゃないかと疑われるだけ損だ。

まさか周りの連中は、今の私がこれらの精神的危機を経験しているなんて思いもしないだろう

だからこそ、ブログでこれらの文章を載せても大丈夫だし、人は他人の内情まで知らないのだ。




◆外科医を続けられる至上の喜び

返す返す、手の震えなどの精神的な危機の時に、手術に失敗しなかったことが救いだった。

もし手の震えの症状が回復に向かわなければ、今は外科医をやめていただろう

そちらの方が、私にとっても、病院にとっても、何より患者さんと肉親の方にとっても一番いいことだった。

今は私の外科手術で、誰にとってもいい状況にする自信を取り戻せたが。

だから、読んでいる人も私に任せて大丈夫です(私の過去を知っているから信用できないかな)



手術時の指先の感覚(手術の腕とは感覚をつかむか否かで決まる。この感覚も当時消え失せてしまった)も取り戻すことができ、手術恐怖症とは無縁
となっています。

もっと積極的に「もっともっと手術の腕を上げてやろう」と思っています。

私の前には明るい未来しかないし、そういう未来にするという気持ちでいます。

かつて私がすべてにおいて感じていた『頼りなさ』はなくなり、『心強さ』『割り切りの良さ』『プラス思考』に長けた人間に成長できたと思っています。

人はしかるべき方法をやれば、必ず精神的苦境からも精神的疾患からも抜け出せます。

BlackJackプロフィール

blackjack7777

Author:blackjack7777
外科医鈴木博が緊張性の手の震え・書痙・自律神経失調症・あがり症・強迫観念と心身症・不安神経症、不眠症に陥ったときの記録と神経症から脱出するためのヒントがのっています。


もともと過緊張から手が震えることから始まり、書痙や自律神経失調症の悪化、さらにストレスがストレスを呼び心身症や不安神経症、不眠症とボロボロになってしまいました。
自力で必死に助かろうともがくほど、人は簡単に際限なく症状が悪化していくものです。


私を救ってくれたかけがえのない先生に最大限感謝の気持ちを捧げます。あなただけでした、私を手の震えや書痙などの神経症から解放してくれたのは。
私自身も頑張れたと思います。頑張れたのはやっぱり先生の力でしたが。


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主に私が受けた心理脳内プログラムについて相談がありましたら、こちらにどうぞ。
一刻も早く皆さんがご自分の抱えられている悩みを解決できるように私も頑張りたいと思います。これ以上人生も職も生きがいも失ってはなりません! 
手の震えやあがり症、過緊張と戦う医師の方、看護師の方を始め、皆様に私の体験談を捧げます。


慶応大学医学部卒。鈴木博。外科医にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ
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